「自分で選んだ道」を歩く力

和歌山市立和歌山高校に合格した女子生徒の笑顔と春

点数ではなく、“選べる自分”を育てるということ

S.Kさん、第一志望・和歌山市立和歌山高校 合格

コデジカに小学5年生から通ってくれていたS.Kさんが、この春、見事に第一志望の和歌山市立和歌山高等学校(普通科)に合格しました。

中学3年間、時間があれば学校帰りにもコデジカに足を運び、コツコツと学習を積み重ねてくれた生徒です。派手さはないけれど、地に足のついた努力を続けられる子。その姿をずっと見てきた私たちにとって、この合格は本当にうれしい報告でした。

出会った頃のこと

S.Kさんがコデジカに来てくれたのは小学5年生の頃。当時の彼女は、自分に自信が持てずにいました。

コデジカの「作文謎解き講座」を受けてくれていたのですが、書く文章にはどこか力みがあり、素直な気持ちを言葉にすることが難しそうでした。「どうせ無理」――そんな思いが、文章の端々からにじんでいたのを覚えています。

自分の気持ちを安心して表現できる場所を、彼女はまだ見つけられていなかったのだと思います。

文章が変わり始めた日

作文講座を続けて約2年。小学6年生の夏頃から、S.Kさんの文章が明らかに変わり始めました。

力みのあった文章が少しずつ柔らかくなり、物事を多面的に捉えようとする視点が出てきたのです。

手前味噌かもしれませんが、これはセレンブレインとE-GRIT(エグリット)を使った学習、そして「文字を書く」という行動を諦めずに続けてくれた成果だと思っています。

そしてもうひとつ。S.Kさんは、私たちと約束した「夜眠る前に、今日あった3つの良かったことをノートに書く」という習慣を、驚くほど長く続けてくれました。

約束したことをきちんと守る。この純粋さと真摯さが、彼女自身を内側から変えていったのだと、私は確信しています。

私立高校からの異例の評価

受験シーズン、S.Kさんは第一志望校の受験に先立ち、自分の実力を確かめること、そして本番の緊張を事前に体験しておくことを目的に、大阪の私立高校を受験しました。

結果は合格。しかもそれだけではありません。成績優秀により、上位コースである「進学アドバンスコース」へのコース変更推薦をいただいたのです。

しかも併願での上位コース推薦。これは私たち指導者にとっても初めての経験でした。それほどの高得点を取ったということです。

大阪まで通うのは時間的にも大変。さまざまな相談を重ねた結果、S.Kさんは最初からの第一志望――和歌山市立和歌山高校に行きたいという気持ちを選びました。

上位コースの推薦という魅力的な選択肢を前にしても、自分の意志で「ここに行きたい」と決められる。地道な努力を重ねてきた子は、選択にもしっかりと地に足がついているのだと感心しました。

合格発表の日

そして迎えた合格発表の日。S.KさんからLINEで一報が届きました。

合格。

この笑顔が、すべてを物語っていると思います。

来た頃はこんなに笑っていなかった彼女が、今はこんなにも晴れやかな顔をしている。お母さんもいつも笑顔で見守ってくださいました。

「受験の成功」とは何か

私はこう思います。

受験の成功とは、より上位の学校に合格することではありません。

「なぜ、この学校に行きたいのか」という自分の思いをしっかり持つこと。そして、望んだ学校に努力をして合格すること。

それが本当の受験の成功ではないでしょうか。

S.Kさんは、それを体現してくれました。

小学5年生から中学3年生まで、約5年間。自分の居場所を求めていた心が文章を通じて解きほぐされ、自分で考え、自分で選び、自分の力で道を切り拓いた。

S.Kさん、合格おめでとう。高校でも、あなたらしく歩んでいってください。

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