2025年7月13日、和歌山市で開催された「キッズヘルスフェスティバル in 和歌山 2025」は、子どもたちの“こころとからだ”の健康をテーマに、地域全体で未来のウェルビーイングを考える市民イベントとして開催されました。
主催は一般社団法人コデジカと一般社団法人ラフル。地域の子育て活動家・教育者・企業・行政が連携し、脳科学や食育、親子コミュニケーションを軸にした多彩なプログラムを通じて、子どもも大人も一緒に「自分らしく生きる力」を育む一日となりました。
イベント概要と目的
★子どもたちが“自分らしく生きる力”を育むための地域フェスティバル★
キッズヘルスフェスティバルは、子どもたちの“学び・食・こころ”をつなぎ、家庭・学校・地域が一体となって子どもの健やかな成長を支えることを目的としています。
現代の子どもたちは、情報の洪水やストレス環境の中で、自分のペースや感情を整える力が求められています。本イベントでは、脳科学や心理学の視点をもとに、「遊び×学び×体験」を通して五感を使いながら自己調整力を育む機会を提供しました。
また、保護者や教育関係者に向けたセミナーやトークセッションでは、子どもを“指導する”のではなく“伴走する”新しい教育観を共有。
地域企業や専門家が協力し、食・健康・学びが循環する和歌山発のウェルビーイングモデルを提示しました。
★トークセッション「ちゃんとしなきゃに、さよならできる?」★
トークセッションでは、ラフルのメンバーが中心となり、自らの子育ての“失敗談”をもとに、完璧を目指しすぎない子育ての大切さを語りました。
「ちゃんとしなきゃ」「良い親でいなきゃ」と肩に力が入ってしまう親たちへ向けて、
“気負わなくても大丈夫、子どもはちゃんと育っていく”というメッセージが温かく伝えられました。
参加者からは「涙が出た」「共感しかなかった」「また聞きたい」という声が多く寄せられ、
会場全体がやさしさと希望に包まれる時間となりました。







★和歌山から広がる、未来への循環★
今回のフェスティバルは、単なるイベントではなく、地域全体が子どもの幸せを支えるために動き出す“きっかけの場”として位置づけられています。
学び・食・健康・心のウェルビーイングをつなぐ輪が、ここ和歌山から少しずつ広がっていくことを目指しています。


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